探偵事務所Worldでは、おすすめの探偵を紹介。失敗しない探偵の比較と口コミの調べ方

探偵調査員になるために必要な資格はありません。
そのため、「知識がなくてもなることが出来る」と勘違いしている人も少なくないでしょう。
ですが、実際に探偵調査員として活躍するには、豊富な知識が必要です。
調査員になりたいという夢があるならば、仕事上どんな知識があるといいのか知っておいた方が良いでしょう。

依頼者のため、そして探偵調査員の仕事を全うするためにも、法律の知識は必ず身に付けておかなければいけません。
なぜなら、探偵調査員は警察のように捜査を行う権限が与えられていないからです。法律に則って調査を行う必要があります。

例えば、他人の敷地内に侵入して張り込みをすることはNG。
調査員が対象者の車にGPSを仕掛けるのも、法に触れてしまいます。
いくら依頼された調査のためといっても、法を犯せば罰金刑や逮捕、また営業停止に追い込まれてしまいます。

探偵調査員は依頼者に直接法に関するアドバイスをすることは出来ませんが、その知識があれば適切な調査プランを提案・実行することが可能となるでしょう。
逆に法の知識がなければ、無駄な調査を提案するなど、依頼者にとって不利益を生みかねません。

このように、調査員にとって法律の知識を身に付けることは、必要不可欠なのです。

証拠品として最も信頼がおけるもの、それは写真や動画などです。
ですから、探偵調査員は証拠として写真や動画の撮影を行います。
レジャーの際に活躍するデジタルカメラは、誰が使っても簡単に撮影が出来る優れもの。ですが、探偵調査員の場合はプロ用の機材を使うこともあります。

また、同じカメラであっても機材や撮影に関する知識があるかないかで、仕上がりは大きく異なるものです。
機材や撮影の知識は、調査力のある探偵調査員を目指すうえで欠かせないと言えるでしょう。

探偵調査員の仕事は、現場で調査をすることだと思われがちですが、調査報告書の作成や画像・動画の編集といった事務作業も含まれています。
探偵調査員がネットだけで調査を完了することは稀ですが、調査の一環としてパソコンを利用するケースも。

近年ではネットを介したトラブルやパソコンのトラブルが急増しています。中でも多いものがウイルス感染や遠隔操作に関するトラブルです。探偵はこうした調査を依頼されることも少なくありません。
日本に探偵事務所はたくさんありますが、これらパソコントラブルに特化した探偵事務所もたくさん存在しているのです。

このように、探偵調査員はパソコンの知識があって困ることはありません。
パソコンスキルだけではどうにもなりませんが、あると役立つ知識ですから、積極的に身に付けておきたいものです。

浮気調査、行動調査、婚前調査のように尾行や張り込みがメインとなる仕事では、地理的な知識が必要となってきます。
いくら尾行・張り込みのプロといえど、初めての土地で調査を成功させるのは簡単ではありません。そのため、どこにどんな建物があるのか、人通りは多いのか少ないのか、などを把握するため、事前に下見を行います。
探偵調査員は調査地域の地理を詳細に理解しておくことはもちろん、即座に地図が読めるかどうかも重要となります。

探偵に依頼される内容は様々ですが、調査の柱となるのは「張り込み」「尾行」「聞き込み」の三つです。
実際に経験をしなければ身に付きづらいスキルでもありますが、ある程度の基本的な知識はあらかじめ覚えておく必要があります。

特別な資格を必要としない探偵という職業ですが、それは知識や勉強が必要ないという意味ではありません。
探偵という職業で生きていくためには、上記にあげた知識は、最低限身に付ける必要があるでしょう。